東京商工リサーチが8日発表した全国の8月の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同月比11・3%増の805件で、3カ月連続で前年同月を上回った。うち、物価高による倒産は55件で、木造建築などを手がけ建材価格高騰の影響を受ける総合工事業が増えた。人手不足に関連する倒産は23件だった。
産業別では、飲食店を含むサービス業は242件と最多で、高止まりの傾向が続く。建設業は44・6%増加し175件だった。小売業は18・9%増だった。
負債総額は12・8%増の1143億円だった。小規模倒産が中心だったものの、脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」を運営するMPH(東京)が押し上げた。
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