【高雄共同】日本統治下の台湾で「日本兵」として動員され戦死した台湾人を追悼する戦後80年の式典が7日、台湾南部・高雄市で開かれた。台湾籍日本兵の歴史の記録などに取り組む団体が主催した。参加した元日本兵らは平和の大切さを訴え、台湾人が犠牲になった歴史を語り継いでほしいと訴えた。
1945年まで日本が統治した台湾からは日本の軍人・軍属として約20万人が動員され、約3万人が死亡したとされる。だが戦後、台湾を統治した国民党政権は日本と戦った連合国側。台湾に帰還した元日本兵は国民党政権から「逆賊」扱いされ、国籍が日本から中華民国(台湾)籍に変わり日本政府から十分な補償が受けられなかった。
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