石破茂首相は、1月に就任したトランプ米大統領への対応に苦心した。米国の高関税措置を巡る交渉では、相互関税と日本車に対する関税をそれぞれ15%とする内容で合意したものの、日本側が想定した合意内容が履行されず一時混乱。米政権からは防衛費の大幅増も求められた。一方、対中国では日本産水産物の輸入再開に向けた手続き開始で合意。韓国の李在明大統領とは未来志向の関係発展で一致し、一定の成果を残したと言える。
首相は2月に訪米し、トランプ氏との初会談で対日貿易赤字の是正を要求された。米政権は4月に自動車への追加関税と相互関税を発動。交渉担当の赤沢亮正経済再生担当相は10回訪米した。
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