滋賀県東近江市の湖東記念病院で03年に患者が死亡し、殺人罪で服役後に再審無罪が確定した元看護助手西山美香さん(45)の弁護団は5日、三日月大造知事から西山さん宛ての謝罪の手紙を受け取ったと明らかにした。西山さんが国と県に損害賠償を求めた訴訟で大津地裁が7月、県警の捜査の違法性を認め、県に約3100万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
井戸謙一弁護団長によると、手紙は三日月氏直筆。「ご心労やご負担を長引かせて、誠に申し訳なく、深くおわびする。県警の捜査の在り方について厳しい指摘がなされた。西山様の身の上に起こった出来事が二度と起こらないことを強く願う」などと記されていた。
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