台風15号が太平洋側を通過した5日午後、静岡県で突風被害が相次いだ。気象庁は同日午後1時45分、県中部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられると発表。牧之原市は2人が足などを骨折し重傷、割れたガラスの破片などで20人が軽傷を負ったと明らかにした。県警によると、焼津市では1人が顔面を骨折。県によると、建物被害は少なくとも全壊6棟、半壊34棟に上る。県は、牧之原市と藤枝市への災害救助法適用を決めた。
一方、気象庁は午後3時ごろ、茨城県北部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられると発表。午後1時45分ごろ、日立市のJR常磐線大甕駅近くの駐車場で「強風で車が横転している」と110番があり、日立署などによると乗用車と軽乗用車の2台が横転。けが人はいないという。
静岡地方気象台は、牧之原市、焼津市、掛川市と吉田町の県内4市町で突風による被害があったと明らかにした。
静岡県では牧之原市の国道沿いでトレーラーが横転。複数の店舗や家屋の屋根が吹き飛び、窓ガラスが割れるなどの被害が確認された。
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