【バンコク共同】タイの出入国管理当局は4日、タクシン元首相が同日夜、首都バンコクのドンムアン空港から自家用ジェット機でシンガポールに向けて出国したと発表した。タクシン派の与党「タイ貢献党」関係者によると、出国理由は「個人的な約束」で5日午後に帰国予定という。詳細は不明。タイではタクシン氏が政治的に窮地に陥って国外逃亡したとの観測が広がっている。
タクシン氏は2008年から国外逃亡を続け、23年に帰国。首相在任時の汚職の罪で収監予定だったが、病気を訴えて警察病院に滞在して免れた。タイの裁判所は9日に当時の措置の妥当性を巡って判断を示す予定で、収監される可能性も指摘されている。
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