1923年の関東大震災時に虐殺された朝鮮人姜大興さん=当時(24)=の追悼式が4日、さいたま市で開かれ、埼玉県の大野元裕知事が寄せた追悼文が読み上げられた。大野氏が朝鮮人犠牲者の式典に追悼文を送るのは昨年に続き2回目。「震災で犠牲になられた全ての方々の御霊に、衷心より哀悼の意をささげる」との内容で、文言は昨年とほぼ同じだった。
主催した市民団体は声明で、7月投開票の参院選に触れ「外国人を敵視する根拠のないデマを振りまいた政党が注目を集めた」と指摘。「朝鮮人虐殺事件の歴史に向き合い、排外主義を決して許してはならない」と懸念を示した。
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