ストーカー被害を訴えていた川崎市の女性が殺害された事件で、神奈川県警と警察庁は4日、県警の和田薫本部長を含め一連の対応に関わった関係者計43人を処分した。県警監察官室によると、処分数は異例の規模という。
警察庁は和田本部長ら3人を口頭厳重注意とした。県警は、川崎臨港署長や副署長ら5人を減給や戒告の懲戒処分とし、このうち署の対応責任者だった50代の当時の生活安全課長を最も重い減給100分の10(1カ月)とした。他に退職者で処分相当の1人を含む35人を訓戒や注意などとした。
ストーカー事案の対応にも関わる県警本部の捜査1課の警視らに加え、広報県民課の警視らも処分した。
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