自動車や部品メーカーなどの労働組合でつくる自動車総連の金子晃浩会長は4日、東京都内で記者会見し、2026年春闘について「賃上げの流れを持続可能なものにしなければならない」と抱負を語った。25年春闘では比較可能な1976年以降で過去最高水準の賃上げを実現。米国の高関税政策が逆風となるが、物価上昇が継続する中でさらなる改善を目指す。
具体的な要求水準については言及しなかった。ただ足元では米国の自動車関税がメーカーの利益を圧迫。金子会長は「一刻も早く(日米関税交渉で合意した)15%に引き下げてほしい」と政府に要望。その上で、物価高に負けないように「実質賃金をプラスにしていく」と語った。
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