千葉県君津市の自宅で同居する父親の胸を蹴って死なせたとして、傷害致死の罪に問われた無職大久保実被告(45)の裁判員裁判で、千葉地裁は4日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。父親は能登半島地震で被災し、石川県輪島市から避難して2人で暮らしていた。
判決理由で深野英一裁判長は、父親の誠一さん=当時(78)=が隠れて飲酒したりトイレを汚したりするのをやめさせるため暴力を振るうようになったと指摘。一方、被告自ら119番し、反省していることなどから、社会の中で償うべきだとした。
公判で、誠一さんに認知症の疑いがあったことなどが明かされた。
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