推理小説から歴史研究まで幅広い分野の執筆活動を行った評論家の紀田順一郎(きだ・じゅんいちろう、本名佐藤俊=さとう・たかし)さんが7月15日午後4時4分、致死性不整脈のため横浜市の病院で死去した。90歳。横浜市出身。葬儀は親族のみで行った。
慶応大卒。商社勤務を経て執筆活動に専念。推理小説などの評論や小説翻訳、幻想文学の創作、日本近代史研究などさまざまな分野の書籍を刊行。作家荒俣宏さんとともに「世界幻想文学大系」(全45巻)を編集した。
2006~12年に神奈川近代文学館(横浜市)の館長を務めた。08年に「幻想と怪奇の時代」で日本推理作家協会賞を受賞した。
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