ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が2日、防衛戦(14日・IGアリーナ)へ向けた練習を横浜市内の所属ジムで公開し「守る気持ちはない。KOにこだわらず、しっかり勝つことだけを目的として試合を進めていく」と意欲を語った。
5度目の4団体王座防衛を懸け、世界ボクシング協会(WBA)同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と闘う。この日はミット打ちで鋭いワンツーを披露し、順調な調整ぶりをうかがわせた。
これまで、アフマダリエフと対戦した元同級2団体王者のマーロン・タパレス(フィリピン)や、有望選手が多い帝拳ジムに出稽古してスパーリングを重ねた。
試合当日は、世界ボクシング評議会(WBC)、国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級王者で、WBAスーパーバンタム級1位の中谷潤人(M・T)が観戦する。ビッグマッチ実現へ向けて、井上尚は「着々と進んでいる。そこまでしっかりやっていく」と気を引き締めた。
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