昨年元日の能登半島地震と同9月の奥能登豪雨で大きな被害が出た石川県珠洲市の人口が1万人を割り込み、9952人となったことが1日、県が公表した8月1日時点の推計で分かった。珠洲市を含めた奥能登4市町では、前月から263人減って計4万8600人に。地震発生から1日で1年8カ月。被災地では人口減少が続いており、復興への影響が懸念されている。
県内でも奥能登の減少率が大きい。市町別の前月からの減少率は、珠洲市で0・83%、輪島市0・62%、穴水町0・34%、能登町0・31%。4市町の7月の転出者数は計270人で、転入者計91人を上回った。死亡者計93人に対し出生者は9人。
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