学校現場の負担となっている保護者対応を、学校外の専用窓口で引き受ける取り組みが広がり始めている。勤務時間外に保護者から連絡があることも多く、理不尽な苦情や要求は教職員の退職・休職の一因。「保護者と向き合うのは教員」という“常識”を変えたことで、学校側には「子どものために時間が使えるようになった」など大きな変化があり、関係者は「学校の当たり前にできたら」と意気込む。
奈良県天理市が昨年4月に開設した「ほっとステーション」は、元校長や公認心理師らが保護者の相談や要望に一元的に対応。保護者と学校の間に立った解決を目指し、学校現場を訪問することも多い。今年7月末時点までに727件の相談があった。
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