石破茂首相は27日、広島市の松井一実、長崎市の鈴木史朗両市長と官邸で面会し、来年11~12月に国連本部で開かれる核兵器禁止条約第1回再検討会議へのオブザーバー参加を要請され、慎重姿勢を示した。「内容はよく理解した。いろいろ考慮することもあり、しっかり考える」と述べた。面会後、両氏が記者団に明らかにした。
両氏は首相に手渡した文書で「日本政府は核抑止力に依存するのでなく、対話を通じた安全保障体制の構築に主導的な役割を果たすことが求められる」と指摘。一刻も早い核兵器禁止条約への署名・批准を要請した。国内外の首長によるNGO「平和首長会議」が採択した「ナガサキアピール」も提出した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く