北海道の鈴木直道知事は22日の記者会見で、知床の羅臼岳で男性がヒグマに襲われ死亡した事故について、当時の状況や登山者への注意喚起の在り方を、環境省や林野庁と詳しく検証する方針を明らかにした。「危険と判断されれば入山規制を検討するべきとの意見もあるが、ルールを守って登山する人の機会喪失にもつながる」と述べ、専門家の意見を聞きながら対応する考えを示した。
北海道は21日、事故の調査結果を公表。男性は襲撃直前、同行者から離れて単独で走って下山していたといい、道幅が狭く見通しの悪いカーブでクマに遭遇し、撃退用のスプレーは持っていなかったとみられる。
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