総務省は19日、男子中高生3人が楽天モバイルのシステムに不正アクセスし通信回線を契約したとして2月に逮捕された事件に関し、社内の管理体制の不備により同省への報告が遅れたとして、楽天モバイルを電気通信事業法に基づき行政指導した。
総務省によると、中高生は事件の過程で楽天モバイル契約者のIDとパスワードを不正に入手しており、ID所有者の通話履歴などが閲覧できる状態になっていたという。「通信の秘密」の漏えいに当たり、楽天モバイルは遅くとも2月に事案を把握していたが6月17日まで報告していなかった。法令では漏えい把握から30日以内に報告するよう定められている。
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