岡山県倉敷市の一般社団法人「MASC(マスク)」などは15日、物資輸送用の空飛ぶクルマの試験飛行を石川県珠洲市で実施した。甚大な被害の出た能登半島地震や豪雨を念頭に、災害で陸上の移動が困難になった地域に救援物資を運ぶことを想定。2028年の実用化を目指す。
試験で使われたのは中国メーカー「イーハン」の開発した機体で、全長約5・7メートル、全幅約5・7メートル、高さ約2・2メートル。最大250キロの物資を積載できる。この日は約160キロのおもりを積み、事前にプログラムされた400メートルのコースを無人で飛行した。無事に着陸すると、約70人の関係者らから拍手が起こった。
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