終値としての最高値を更新した日経平均株価を示すボード=15日午後、東京都中央区

 上げ幅が一時700円を超えた日経平均株価を示すモニター=15日午後、東京都港区の外為どっとコム

 東京証券取引所

 終値としての最高値を更新した日経平均株価を示すボード=15日午後、東京都中央区  上げ幅が一時700円を超えた日経平均株価を示すモニター=15日午後、東京都港区の外為どっとコム  東京証券取引所

 15日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発して節目の4万3000円を回復、終値としての最高値を2日ぶりに更新した。朝方発表の4~6月期の実質国内総生産(GDP)速報値が堅調だったことを好感し、買い注文が優勢になった。

 終値は前日比729円05銭高の4万3378円31銭。東証株価指数(TOPIX)も49・73ポイント高の3107・68となり、最高値を更新した。出来高は21億6544万株だった。

 GDP速報値を受け国内景気は底堅いとの期待を支えに銀行、不動産などの内需株が幅広く買われた。