大阪府和泉市は14日、国史跡で弥生時代を代表する池上曽根遺跡に、大量の伐採樹木が埋められていたと発表した。何者かが掘って廃棄したとみられ、文化財保護法違反に当たるとして府警に被害を相談した。
和泉市によると、昨年6月に遺跡で発掘調査をした際、南北18・5メートル、東西28メートルの範囲で深さ1・5~2メートルほどが掘削され、大量の樹木などが埋められているのを確認した。弥生時代の土器とみられる破片も見つかり、地中の遺物が損壊された可能性もある。
市から連絡を受けた大阪府が、文化庁に被害を報告。市は今月末から、掘り起こされた部分の発掘調査を行い、被害状況を確認する。
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