全国高校総体(インターハイ)県予選は7日、渡良瀬川特設コースほかで各競技が行われ、ローイング女子シングルスカルの根本栞里(ねもとしおり)(佐野東)が4分28秒50で初優勝を飾った。このほかの男女4種目は佐野、佐野東勢が優勝を分け合った。

 サッカーは4回戦8試合が行われ、初戦を迎えた矢板中央、佐野日大、足利大付がいずれも快勝で8強入り。真岡は2-1で文星芸大付、宇都宮南が1-0で国学院栃木を撃破した。

ローイング女子シングルスカル 力強くゴールラインを通過する根本(佐野東)=渡良瀬川特設コース、湯田大士撮影
ローイング女子シングルスカル 力強くゴールラインを通過する根本(佐野東)=渡良瀬川特設コース、湯田大士撮影

終盤踏ん張り接戦制す

 ローイング女子シングルスカルは根本栞里(ねもとしおり)(佐野東)が2位と3秒27差で制し、初の全国切符を獲得。「勝てて本当に安心している。うれしい」と爽やかに笑った。