馬頭高水産科の恒例行事「カヌー実習」が22日、栃木県の那須烏山、那珂川両市町を流れる新緑の那珂川で行われ、3年生19人が心地よい汗を流した。

水しぶきを上げながらカヌーで那珂川を下る馬頭高の生徒たち=22日午前10時10分、那須烏山市大桶
実習はカヌーの操作技術向上や河川環境調査を目的として始まり、今年が35回目。生徒はこの日の本番に備え、1年時からプールや那珂川支流で練習を重ねてきた。

カヌーで那珂川を下る馬頭高生たち=22日午前11時20分、那珂川町松野
菊地隆之(きくちたかゆき)校長(56)から「水産科で一番の行事。全員でゴールできるよう頑張って」と激励を受け、生徒は八溝大橋付近を出発。パドルを巧みに操り、約12キロ先のゴールを目指した。

水しぶきを上げながらカヌーで那珂川を下る馬頭高生たち=22日午前10時10分、那須烏山市大桶
川島乙葵(かわしまいつき)さん(17)は「水流が急な所もひっくり返らないよう頑張る。全力で楽しみたい」と話していた。

色とりどりのカヌーで那珂川を下る馬頭高生たち=22日午後0時30分、那須烏山市滝田