
ラグビー国内最高峰リーグ、リーグワン1部の「三重ホンダヒート」が、2026-27シーズンを目途に活動拠点を宇都宮に移転することが決まった。24-25シーズン今期の戦績は4勝8敗(3月28日時点)。特にホストゲームには力を入れ、勝ち越しを狙う。4月5日(土)14:30にはライトキューブ宇都宮でパブリックビューイングを開催。当日は選手との交流会やラグビー体験も予定している。入場無料。ぜひスタンドに足を運び、熱い応援で選手たちを後押ししよう!
注目選手PICKUP
ナンバーエイト パブロ・マテーラ Pablo Matera

AGE 31、HEIGHT 192cm、WEIGHT 110kg
パワフルな突進と激しいタックルでチームを引っ張る、まさにヒートの顔。 昨年7月に行われたテストマッチでアルゼンチン代表100capを史上最速で達成、またワールドラグビーが選ぶドリームチームオブイヤー2024に選出されるなどまさに世界が注目する選手。 昨シーズンは怪我でシーズンの多くを棒に振ったが復帰直後の入替戦では一試合で4トライをとるなどチームのDivision1残留に貢献した。 今シーズンは開幕から全試合に出場するなどフル稼働。彼の野性味あふれる熱いプレーが会場を熱狂させる!
ユーティリティーバックス レメキ ロマノ ラヴァ Lemeki Lomano Lava

AGE 36、HEIGHT 178cm、WEIGHT 95kg
4シーズンぶりにヒートへ頼もしい男が帰還した。 ヒートを日本一にするためにチームへ帰ってきたと豪語するビッグマウスぶりは健在。そんな彼も今シーズン36歳を迎えるベテランの域へ。しかしながらいまだにフィットネス・筋力共にチームトップクラスの数値を叩き出す。 今シーズンの個人目標はリーグの“トライ王”。怪我で出遅れたものの、出場した3試合で計5トライを奪うなど圧倒的な得点力を見せつけている。試合に出ればトライを奪う彼のプレーから目が離せない!
センター 渡邉 弐貴 Soki Watanabe

AGE 28、HEIGHT 176cm、WEIGHT 88kg
ヒート加入6年目。国学院栃木→明治大学とラグビーの名門チームで活躍。大学時にはU20日本代表にも選出されるなど実績もピカイチ。 身長175cmとラグビー選手としては小柄ながら、相手の死角から突き刺さるタックルは強力。昨シーズンはDF力を武器にほぼ全試合出場を果たすなどヒートに欠かせない存在に。 大男たち相手にタックルを見舞う勇敢なプレーに観客も心熱くなる。
フルバック FC・デュプレッシー FC Du Plessis

AGE 24、HEIGHT 186cm、WEIGHT 89kg
南アフリカ出身、2022年三重ホンダヒートに入団。2年間練習生としてトレーニングを積み、昨年12月に先発出場でリーグワン公式戦初出場を果たす。24歳の若さながら、圧倒的なスピードと華麗なランニングスキルで今シーズン大ブレイク中。甘いマスクも加わり、ファン急増中。 鮮やかなステップと力強い加速で、会場の視線をくぎ付けにする。彼がボールを持つとヒートの攻撃の合図、スタジアムを熱狂の渦に巻き込む。
ゼネラルマネージャー 前田 芳人 Yoshihito Maeda

三重ホンダヒートは長年築き上げてきたチームのカルチャーとして「精神的にタフで強いチーム」を掲げており、ジャパンラグビーリーグワン ディビジョン1のベスト4に常に入るチームを目指しています。今シーズンはここまでケガ人が多く、黒星が先行していますが、彼らもようやく戦列に復帰し、後半戦で巻き返しを図っていきます。2026-27シーズンから栃木県に活動拠点を移転することになりますが、栃木県は他のプロスポーツチームの活動も盛んですし、スポーツ好きの方も多いと思うので、今から行くのが楽しみです。我々からラグビーの魅力をお伝えすると同時に、栃木県はもとより北関東のラグビーファンを巻き込んでいければと思っています。活動拠点の移転はある意味でゼロからのスタートになります。皆様に愛されるチームとなれるよう頑張りますので、待っていてください!
キャプテン・プロップ 藤井 拓海 Takumi Fujii

AGE 29、HEIGHT 176cm、WEIGHT 109kg
今シーズンは自分自身、開幕直前に負った足首のケガで出遅れてしまい、キャプテンという立場としては歯がゆい思いをしました。チームは開幕から連勝、昨シーズンは0勝と悔しい想いをしたホストゲームで現在3勝と、モットーとする「エキサイティングラグビー」をファンの皆さんにお見せできていると思います。栃木県への本拠地の移転は、これからチームがさらにステップアップしていくチャンス。自分は生まれも育ちも関西で、栃木県には1度しか行ったことがありませんが、初めて関東に住むことを楽しみにしています。パブリックビューイングでは、チームの強みであるボール展開からトライを奪うところを楽しんでもらいたいです。個人的には、そのプレーを支える自分たちフォワードの頑張りにも注目してもらいたいですね。選手の素顔がわかるインスタグラムも、ぜひ見てください!
ホンダヒートの歴史
1960年 | 本田技研工業(株)鈴鹿製作所、同好会として発足 |
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1961年 | 部に認定。協会登録、三重県社会人リーグに参加 |
1973年 | 関西Cリーグ入りC2リーグ優勝 |
1975年 | 関西Bリーグ昇格2位 |
1978年 | 関西Aリーグ昇格6位全国ベスト8 |
1985年 | 関西Bリーグ降格 |
1986年 | 関西Aリーグ再昇格4位 |
1992年 | 関西Aリーグ2位 |
2000 | 関西Aリーグ5位全国大会出場 |
2001年 | 関西Aリーグ8位 |
2002年 | 関西Aリーグ7位 |
2003年 | トップウエストAリーグ6位 |
2004年 | トップウエストAリーグ2位 トップリーグ入替戦出場:ワールドに敗退 |
2005年 | トップウエストAリーグ2位 トップリーグ入替戦出場:リコーに敗退 |
2006年 | トップウエストAリーグ2位 トップリーグ入替戦出場:リコーに敗退 |
2007年 | トップウエストAリーグ2位 順位決定戦3位 |
2008年 | トップウエストAリーグ2位 トップリーグチャレンジ2位 トップリーグ昇格 |
2011年 | トップリーグ 2勝11敗13位トップウエストリーグ降格 |
2012年 | トップウエストAリーグ2位 トップチャレンジⅡ2位 |
2013年 | トップウエストAリーグ優勝 トップチャレンジ2位 トップリーグ入替戦出場:ドコモに敗退 |
2014年 | トップウエストAリーグ優勝 トップチャレンジ13戦全勝1位 トップリーグ自動昇格 |
2015年 | トップリーググループA1勝6敗7位 順位決定トーナメント2勝1敗 トップリーグ11位 |
2016年 | トップリーグ1勝14敗16位 トップリーグ自動降格 トップチャレンジリーグへの参戦が決定 |
2017年 | トップチャレンジリーグ1stステージ7戦全勝1位通過 トップチャレンジリーグ2ndステージ3戦全勝優勝 トップリーグ自動昇格 |
2018年 | トップリーグホワイトカンファレンス2勝1分4敗5位通過 トップリーグ総合順位決定トーナメント3戦全勝総合9位 トップリーグカッププールA3戦3敗4位通過 トップリーグカップ総合順位決定トーナメント 2戦1勝1敗総合14位 |
2019年 | トップリーグカップ2019プールA5戦3勝2敗3位 トップリーグ20206戦2勝4敗 ※リーグ中止により順位無し |
2020年 | トップリーグ2021リーグ戦 7戦1勝6敗レッドカンファレンス6位 トップリーグ2021プレーオフトーナメント 2回戦敗退総合9位 |
2021年 | ジャパンラグビーリーグワン発足 チーム名を「三重ホンダヒート」に改名 三重県および三重県ラグビーフットボール協会と ホームタウン包括連携協定締結 NTTジャパンラグビーリーグワン2022 ディビジョン2リーグ戦10戦7勝3敗3位 ディビジョン2順位決定戦2戦1勝1敗2位 ディビジョン1/ディビジョン2入替戦 2戦1勝1敗ディビジョン2残留 |
2022年 | NTTジャパンラグビーリーグワン 2022‐23ディビジョン2/2位 ディビジョン1/ディビジョン2入替戦 2戦2勝ディビジョン1昇格 |
2023年 | NTTジャパンラグビーリーグワン 2023‐24 ディビジョン1/11位 |