県議会2月通常会議は24日、最終本会議を開き、日向野義幸(ひがのよしゆき)議長と中島宏(なかじまひろし)副議長の辞任に伴う正副議長選を行い、議長に池田忠(いけだただし)氏(69)=大田原市選挙区、4期、副議長に琴寄昌男(ことよりまさお)氏(63)=栃木市選挙区、4期=を選出した。いずれも最大会派のとちぎ自民党議員会。

 正副議長は1年交代が慣例となっている。池田氏は投票総数48票のうち46票、琴寄氏は40票を獲得した。

政策立案能力を強化 池田忠氏

 所信表明で「人口減少などの課題に直面している」と訴えた。本県を取り巻く状況への危機感は強い。課題解決のため、県議会の政策立案能力を強化することに意欲を示した。