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　栃木県は１６日、県内７６の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。６～１２日の１週間に報告された感染者は計８１９人（前週３８７人）で、１医療機関当たりの平均は１０・７８人（同７・５９人）となり、２週間ぶりに増加した。

　インフルエンザの感染者数も２週間ぶりに増加し、３０７２人（同１４６０人）。１医療機関当たりの平均は４０・４２人で、３０人以上の「警報レベル」が続いている。

　新型コロナでは、６保健所管内別で１医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北が１４・５０人。安足が１２・０９人、県東１１・１３人、県南１０・４１人、宇都宮９・９４人と続き、最も少ない県西は４・７５人だった。

　年代別では最多の７０代が１１９人。８０代以上１１１人、１０歳未満１０１人、４０代９０人などと続いた。