県内の民間企業で働く障害者の割合(障害者雇用率)は2024年6月1日時点で前年比0・09ポイント増の2・48%となり、13年連続で過去最高を更新したことが11日までに、栃木労働局の調査で分かった。全国平均の2・41%を上回り、都道府県別順位は前年の29位から26位に上がった。

 一方、同年4月に引き上げられた法定雇用率2・5%には届かなかった。未達成の企業の割合は4・3ポイント増の46・0%となり、3年ぶりに増加した。法定雇用率の引き上げに対応できない企業が一定数あったとみられる。