バレーボールの第77回全日本高校選手権(春高バレー)は5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕する。男女各52校が出場し、県勢は初日の1回戦で男子の足利大付(6年連続44度目)が佐賀商(7年ぶり31度目)と、女子の国学院栃木(2年連続38度目)が岩美(鳥取、3年連続6度目)と激突。晴れのオレンジコートに挑む両校の戦いを展望する。

国学栃木を攻守で支える木下主将(左)=県予選決勝より
国学栃木を攻守で支える木下主将(左)=県予選決勝より

粘り発揮 8強目指す(女子・国学院栃木)

 県予選はこだわってきた「つなぐバレー」を体現し、全3試合でストレート勝ちを収めた女子の国学院栃木。正確なレシーブで支えた木下紗希(きのしたさき)主将を筆頭に、全員が持ち味を発揮した。