宇都宮地裁

 那須塩原市で2023年11月、軽乗用車で赤信号を殊更に無視して交差点に進入し死傷事故を起こしたとして、自動車運転処罰法(危険運転致死傷)の罪に問われた同市、無職の男被告(20)の裁判員裁判第2回公判が18日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。事故当時、被告車両の助手席に乗り重傷を負った10代少女が証人尋問で、事故直前に赤信号を指摘された被告が「『うるせえよ』と言った。眠るわけがない」などと証言した。