「地産地消」のブームに乗って、県内にはたくさんの農産物直売所ができました。JAプラザでは、今月から各JAが管理する直売所を巡る企画をスタートします。第1回は、JAうつのみやの「青空市」を紹介します。

 「青空市」は、ネギの特産地新里町の「ろまんちっく村」内にあり、オープンから10年が過ぎた今でも、多くの観光客や地元リピーターでにぎわっています。1日平均で約1000人、年間では約30万人が訪れているそうです。開店直後からリピーターが列を成し、午後はツアーの団体客が訪れ、売り上げも安定しているようです。

 主要な品物は、ネギをはじめトマト、ハクサイ、ダイコン、ブロッコリー、柿、キノコなど近隣生産者がこだわりを込めて生産した青果物が60品目以上。加工品や切り花を合わせると約140アイテムを扱っているそうです。季節ごとの特産品としては3~5月がウド、7・8月がジャガイモ(北あかり)、9~1月が特産の「新里ねぎ(曲がりねぎ)」、リンゴなどです。また、切り花コーナーも充実しており、ユリ、バラ、キク、ガーベラなど常時1000株以上がそろっています。

 生産者らで組織する運営委員会には葉菜、果菜、根菜、ねぎ、菌茸、加工、果実、切花、生花の9つの部会があり約130人の生産者が加盟しています。生産者の一人で運営委員会委員長の小(こ)塚(つか)文(ふみ)夫(お)さんは「やはり直売所は鮮度が売りです。特に切り花は箱詰めせず、畑から直送しているので購入後も長く楽しめます」とアピールします。

 「毎月2度は来ている」という市内在住の伊(い)藤(とう)淑(よし)江(え)さんは「鮮度が高く、値段も安く、おいしいので買い物はまずここで買ってから」といいます。この日も新里ねぎや切り花を購入していました。

 これまで宇都宮市農林公園として親しまれてきた「ろまんちっく村」ですが26日、体験型スローライフパーク「ろまんちっく村“おいしい楽園”」としてリニューアルオープンします。それに合わせ青空市も、26、27の両日、「春の感謝祭」と称して特価市を開く予定です。

 [写真説明]140アイテムもの青果物などが並ぶ「青空市」。多くの観光客や地元リピーターでにぎわう

【所在地】宇都宮市新里町丙254(ろまんちっく村内)

【営業時間】午前9時~午後5時(11月1日~3月20日は午後4時)。毎月第2火曜日定休(変更の場合あり)

【電話】028・665・8815

【駐車場】1100台(ろまんちっく村駐車場)