猛暑続き早い成長
イチジクは4月に枝を切って新しい枝が伸びるのを促します。5月から6月にかけて新しい枝が伸びてきて、7月になると一気に伸び、実がついてきます。8月上旬から出荷が始まり、11月下旬ごろまで続きます。
シャーベットにも
JA佐野では秋山さんら研究会メンバー15人が出荷しています。秋山さんは「研究会設立当時から比べて出荷する人が増えています。県内でイチジクを出荷しているのはJA佐野だけなので、ぜひ味わってほしいです。これからも品質の良いイチジクを出荷していきたい」と話しています。

●おいしいイチジクの食べ方 生で食べるほか、乾燥イチジクとして流通しています。パンやケーキに練り込んだり、ジャムの材料としても人気です。食物繊維を多量に含んでいて、腸の運動を活発化し、便通を整える効果があります。
渡邉和之(かずゆき)さん(38) / JAなすの
新鮮な夏秋ナス提供

東京で9年間、システムエンジニアをしていましたが、32歳の時、実家に戻り就農しました。父(正さん)、母(みはるさん)、妻(惠子さん)と4人で、コメ、麦、大豆、山ウド、夏秋ナスを作っていて、私が中心になって生産しているのが夏秋ナスです。
県農業大学校で露地野菜全般について勉強してから就農しましたが、最初の1年間は、目標としていた収穫量に届かず苦労しました。なぜうまくいかなかったのか、いろいろ考えたり、ベテランの生産者や先輩に質問したり、先輩の畑を見学させてもらったりして、少しずつ収量も改善しました。昨年は目標の収穫量、売り上げをクリアすることができました。
夏秋ナスの葉がきれいで、実がぶら下がっているところを見ると、うれしくなりますね。スーパーマーケットで自分の名前が入ったナスを見ると、作っていてよかったと思います。