お盆前がピーク
料理教室も実施
みなみちゃん南瓜は、同JAのもう一つの特産カボチャである「中山かぼちゃ」と「みやこかぼちゃ」の交配種で25年ほど前に旧南那須町で栽培が始まりました。名前の「みなみ」は旧町名に由来しています。
木村さんは「露地で生産しているので、天候には特に注意をしています。カボチャにとって水は大敵ですので、梅雨時季は神経を使いますね。大雨の時は排水をしっかりしないといけません」と話します。
みなみちゃん南瓜の特徴であるホクホクとした食感とねっとりとした濃厚な味わいを堪能するにはふかして食べるのが一番だそうです。同JAでは定期的に料理教室も行っています。木村さんは「特に若い人に味わってほしいですね」と話しています。

●カボチャ 原産地はアメリカ大陸といわれており、古くから人類の貴重な食料となっていました。日本に伝えられたのは17世紀ごろとされており、当時はカンボジアから伝えられたので、「カボチャ」という名前が付いたといわれています。

26歳の時、実家の農家を継ぎました。もともとはキュウリを栽培していましたが、4年前の大雪で連棟ハウスがつぶれてしまいました。そこでゼロからのスタートということで、露地でトマト、ニンジン、ダイコンの生産を始めました。
最初はダイコンの生産をしていたのですが、先輩のダイコン農家の紹介で、トマトジュースで有名な「カゴメ」の加工用トマトを生産することにしました。すべて露地ものなので、気候に左右されることが多いですね。週間天気予報を気にしながら生産しています。
今年、カゴメの公式ブログで生産農家として紹介されました。ブログには読んでくれた人の感想が掲載されていて、「トマトを生産する大変さが分かりました」「もっと大切にトマトジュースを飲もうと思いました」という言葉をいただきました。これからも品質にこだわって生産していきたいと思います。分かりました」「もっと大切にトマトジュースを飲もうと思いました」という言葉をいただきました。これからも品質にこだわって生産していきたいと思います。