ハートのような形、濃い緑色の果皮がトレードマークになっているJAなす南の特産「みなみちゃん南瓜(かぼちゃ)」が出荷シーズンを迎えました。ホクホクとした食感と濃厚な味わいが特徴です。30年近く生産を続ける同JA「みなみちゃん南瓜部会」(27人)の木村康男(きむらやすお)副部会長(54)は出荷に向けて忙しい日々を送っています。 

お盆前がピーク

 出荷シーズンを目前に控えた7月11日。JAなす南下江川支店で「平成30年産みなみちゃん南瓜出荷目揃(めぞろえ)会」が開かれました。木村さんら部会メンバー約20人が集まって、今年の出荷規格などを確認しました。同JA営農部園芸販売課の石川智美(いしかわともみ)係長は「今年は日照も十分なので、熟度も高いです。カボチャは保存が効くといいますが、旬に食べるのが一番おいしいです。7月下旬からお盆前がピークなのでそのころに食べてほしいですね」と話しています。
 

料理教室も実施

 みなみちゃん南瓜は、同JAのもう一つの特産カボチャである「中山かぼちゃ」と「みやこかぼちゃ」の交配種で25年ほど前に旧南那須町で栽培が始まりました。名前の「みなみ」は旧町名に由来しています。
 木村さんは「露地で生産しているので、天候には特に注意をしています。カボチャにとって水は大敵ですので、梅雨時季は神経を使いますね。大雨の時は排水をしっかりしないといけません」と話します。
 みなみちゃん南瓜の特徴であるホクホクとした食感とねっとりとした濃厚な味わいを堪能するにはふかして食べるのが一番だそうです。同JAでは定期的に料理教室も行っています。木村さんは「特に若い人に味わってほしいですね」と話しています。

 
 
雑学辞典
●おいしいカボチャの選び方 カボチャは比較的デンプン質が多く、ビタミンCやβカロテンなども含まれています。表面がゴツゴツとしていて、皮が固く重量感があるものが良いとされています。

●カボチャ 原産地はアメリカ大陸といわれており、古くから人類の貴重な食料となっていました。日本に伝えられたのは17世紀ごろとされており、当時はカンボジアから伝えられたので、「カボチャ」という名前が付いたといわれています。
 
 
次代を担う
 
小平悠介さん(32)/ JAおやま
 
品質のよいトマトを
 
 

 26歳の時、実家の農家を継ぎました。もともとはキュウリを栽培していましたが、4年前の大雪で連棟ハウスがつぶれてしまいました。そこでゼロからのスタートということで、露地でトマト、ニンジン、ダイコンの生産を始めました。
 最初はダイコンの生産をしていたのですが、先輩のダイコン農家の紹介で、トマトジュースで有名な「カゴメ」の加工用トマトを生産することにしました。すべて露地ものなので、気候に左右されることが多いですね。週間天気予報を気にしながら生産しています。
 今年、カゴメの公式ブログで生産農家として紹介されました。ブログには読んでくれた人の感想が掲載されていて、「トマトを生産する大変さが分かりました」「もっと大切にトマトジュースを飲もうと思いました」という言葉をいただきました。これからも品質にこだわって生産していきたいと思います。分かりました」「もっと大切にトマトジュースを飲もうと思いました」という言葉をいただきました。これからも品質にこだわって生産していきたいと思います。