自治医大病院の正面玄関から南へ約1キロ、「南河内グリーンセンター」は閑静な住宅街の中にあ

り、三角屋根の温室が目印です。

 同センターは地元の農産物や花卉(かき)の直売を通し、生産者と消費者のふれあいを深めようと、1992年4月にオープンしました。1日の平均利用者は約500人。その多くは地元グリーンタウンの人々ですが周辺市町や見舞いなどで同病院を訪れた人も新鮮な野菜を求めて訪れます。

 「地場産の安心で新鮮な食材を消費者に届けるよう心掛けています」と言うのは、同センターの小口利之(こぐちとしゆき)店長。店内には採れたてのトマトやホウレンソウ、キュウリ、タマネギなどがずらり。特にイチゴは品質の良さが評判です。これらの農産物は生産履歴書を添付することが義務付けられていて、約50人の地元生産者が毎朝納入します。

 また旧南河内産のコシヒカリ「南河(みか)ちゃん」も大人気。1キロから量り売りし、好みの精米歩合に調整できます。

 小山市から来たという主婦は「地元の農家の人が栽培したものなのでおいしいし、値段も安いので週に1回は来ます」と、箱入りのトマトやキュウリ、山ウドなどを買い求めていました。

 同センターは直売所に隣接する温室で地元生産農家が育てた花卉を販売しているのも大きな特徴です。花卉の販売はセンターのオープン時がグリーンタウンの造成期だったため、植木や花を植えてもらおうと始めたもの。当時は植木の販売が主流でしたが、現在は色とりどりの鉢植えや花の苗が並んでいます。

 24、25、26日の3日間はオープン17周年の感謝セールを予定。生産農家の人が模擬店を出店します。また大型連休明けからは移動販売車を置き、手づくり総菜の販売も予定しています。

 周辺には「天平の丘公園」があり、今月下旬まで八重ザクラが楽しめます。新鮮な食材を求めながら立ち寄ってみてはいかがですか。

 [写真説明]オープン17周年を迎えた南河内グリーンセンター

【所在地】下野市緑1の4の1

【営業時間】4~10月・午前9時から午後6時半。11~3月・午前9時半から午後6時。月曜日定休。

【電話】0285・44・3371