ビタミンCやカロテン、食物繊維など多くの栄養素が含まれ、健康野菜としてすっかり人気が定着したブロッコリー。生産者と生産面積が県内トップというJAおやまの管内で40年以上、ブロッコリーを生産するのがJAおやまブロッコリー部会長の増山光功(ましやまみつのり)さんです。当時はブロッコリー生産者はほとんどいなかったため、研究書などを読んで独学で栽培を学んだといいます。現在では年間40㌧を生産しています。
 「どういうブロッコリーがいいのか、スーパーの野菜売り場などを見て研究しました。また、小山の土質に合うブロッコリーの品種はどういうものか、試行錯誤を繰り返しています」

堅いほうが美味

 ブロッコリーは1月に定植、4月から収穫が始まります。増山さんが生産するブロッコリーは「葉付きブロッコリー」です。傷みが少ない上、目が細かく堅いのが特長です。「レタスは柔らかいほうがいいが、ブロッコリーは堅いほうが美味しいです」といいます。美味しいブロッコリーはつぼみ部分が小さく密にまとまっていて、こんもりと盛り上がっているものを選びましょう。茎の切り口はみずみずしく、空洞がないものが美味しいです。
 JAおやまのブロッコリー部会は会員が103人です。60代から80代の生産者が多いですが、近年20代の若い生産者も増えているといいます。増山さんは「最初は個人でやっていましたが、人数が増えてきました。これからはJAおやま以外のブロッコリー生産者との交流が活発になっていけばいいですね」と話します。

安全安心を食卓に

 増山さんと妻の政美(まさみ)さんに美味しいブロッコリーの食べ方を教えてもらいました。
 「塩茹でが一番です。電子レンジでチンをしたり、蒸して食べるのも最高ですよ。なんといっても収穫したてのものが一番です」
 増山さんは「今年のブロッコリーは堅く育っているので品質はいいと思います。新鮮で甘くて、安全安心なブロッコリーを食卓に届けたいですね」と話しています。

 

 雑学辞典

ブロッコリーとは  原産地はイタリアを中心とした地中海沿岸。キャベツの変種であるカリフラワーを品種改良して作られた。日本には明治時代に入り、第二次大戦後に本格的に栽培が始まった。広く一般に出回るようになったのは1980年代ごろという。

 カッコイイ!!女性たちを応援!