
平日午前9時の開店前にもかかわらず、すでに10人近いお客さんが列を作っていました。
「おかげさまで土日はもっと多くのお客さんが並びます」。JAはが野真岡地区直売部会の小林一男(こばやしかずお)部会長はこう話します。
2004年にオープン以来、その日の朝収穫したばかりの野菜や果物を店頭に並べます。その数は年間で150種類。野菜ではトマト、キュウリ、ナス、果物ではイチゴ、メロンが並びます。お盆やお彼岸、正月は切り花なども人気です。特に正月は帰省客が、お土産にイチゴを買っていくなど混雑しています。
真岡はメロンの一大産地ということもあり、メロンが出回る6月から7月にかけては普段の倍以上の行列ができるそうです。
登録している生産者は約260人。生産履歴の記帳をして生産者の顔が見えるようにして、安心、安全な農産物の提供を徹底しています。
これからの季節はホウレンソウや白菜、ダイコンなどがメインになってきます。また、日本一の生産量を誇るとちおとめなどイチゴも11月末には出荷のピークを迎えます。
小林会長は「生産者の顔が見えるところがこの直売所の一番の売りです。加工品を充実させたり、売り場を拡張してこれからも利用しやすい直売所を目指します」と話しています。


【所在地】真岡市田町1364-1
【営業時間】午前9時~午後4時半
【定休日】お盆と年末年始
【駐車場】約70台
【電話番号】0285・84・2933