新潟市で生まれ育ちました。実家はサラリーマンの家庭で農業とは関係がなかったです。大学時代に夫(正史さん)と知り合い、結婚しました。夫は新潟大学で建築学を学んでいて、海外の大学で学び、建築家を目指そうとも考えていましたが、祖父や父が守ってきた農業を守りたいという思いがあったようで、大学卒業後はイチゴ生産者となりました
 結婚して夫と佐野市で生活するようになり、イチゴ生産を手伝うことになりました。スカイベリーが37㌃、とちおとめが23㌃の計60㌃を家族で生産しています。大学卒業後、結婚するまでは携帯電話販売の仕事をしており、体を動かす機会が少なかったので、今ではだいぶ鍛えられてきました。
 夫は6年ほど前からスカイベリーの生産を始めました。データを取りながら、栽培を効率化し、品質をいかに安定させるかを日々研究しています。そうした活動が実を結び、国際味覚審査機構(iTQi、ブリュッセル)で三つ星を受賞したこともあります。
 今の季節は苗を育てる作業に取り組んでいます。長男が2歳、長女が0歳なので午前中は育児に専念していますが、午後は義父母に子どもたちを頼んで夫を手伝いながら作業をします。収穫時期のパック詰めの時は忙しくなります。休みの日は家族と買い物に出かけたりしてリフレッシュしています。
 育てたイチゴを食べてくれた近所の人が「小林さんのイチゴしか食べられないよ」と言ってくれる時はうれしいです。結婚して農業に関わるようになりましたが、農業は自分が楽しむのが一番だと思います。