店名にたがわず四季折々の彩りがそろう直売所「四季彩」は、旧石橋町の中心地、JAおやま石橋支店の敷地にあり、地元をはじめ、上三川、宇都宮などから1日約400人が来店します。決して広い店内ではありませんが、あふれんばかりにそろった新鮮野菜を目当てに、連日、開店前から買い物客が並びます。

 地元石橋地区の農家を中心に、会員は約100人。トマト、キュウリ、トウモロコシ、ダイコン、ハクサイなど新鮮野菜や、赤飯、漬物などの加工品も豊富です。直売所オープン当時から野菜を納入している下野市上大領、石田浩一(いしだこういち)さん(71)は「私自身も毎年少しずつ新しい野菜に取り組み、納入する品数を増やしています。熱心な会員が多いので、たくさんの種類の野菜が並ぶのがこの直売所の特長です」と胸を張ります。また、価格決定を会員の判断に任せていることから競争が生まれ、良い物がより安く買えるのも、固定客を引きつける魅力となっているようです。

 新鮮さはもとより、安全・安心な商品の提供にも力を入れています。各農家は農薬の使用履歴などを書き込んだ「防除日誌」を提出しています。同直売所を担当するJAおやまの高山英夫(たかやまひでお)さんは「出荷された野菜は直売所での販売に加え、近隣学校での給食にも使われています。安全への取り組みには、今後もさらに力を入れていきます」と話します。

 開店前から訪れていた上三川町、金澤洋子(かなざわようこ)さん(68)は「開店ちょうどに来ると混む事もあるので、少し早く来るようにしています。品数が多く一年を通していろいろな野菜に出合えます。特にトマトはおいしくて、お気に入りの生産者のものを購入しています」とほほ笑んでいました。

【所在地】下野市石橋531の3(JAおやま石橋支店敷地内)
【営業時間】
4~9月 午前9時~午後6時
10~3月 午前9時~午後5時
【定休日】なし(お盆、年末年始を除く)
【駐車場】約50台
【電話】0285・53・2220

[写真説明]さまざまな種類の野菜や加工品などが並ぶ「四季彩」
[写真説明]四季彩