よらっせとは方言で、よってらっしゃいの意味。オープンして今年で5周年を迎える農産物直売所「よらっせ桑」は、地域住民に親しまれ、1日平均で約250人のお客さんが訪れます。近隣には扶桑団地があり「毎日のように来てくれるリピーターに支えられています」と、直売所利用部会の上野昇(うえののぼる)部会長(61)=小山市荒井=は笑顔を見せます。

 現在部会には、桑地区の65人の生産者が加入し、安全で安心な農産物を毎日休まず搬入。これからの季節は、ハクサイ、ダイコン、キャベツや、切り花、パンジーなどがそろいます。また、JAおやまのコシヒカリ「うまかん米(べえ)」、特別栽培米「生井(なまい)っ子」の新米も今月11日から店頭に並んでいます。

 同直売所の大きな魅力の一つは、小山産そば粉を使った手打ちそばが味わえる「味処・くわっせ」が併設されている点。特に、天ぷら3点盛り(200円)、かきあげ(100円)は、直売所に搬入された朝採り野菜がふんだんに使われており評判です。「食べてもらって実際にそのおいしさが分かってもらえるのは、直売所にとっても大きなメリットになっています」(上野部会長)

 さらに、よりよい直売所を目指して、生産者らは努力を重ねています。昨年の「直売所甲子園(全国直売所研究会)」でグランプリを受賞した山梨県の「道の駅とよとみ農産物直売所」を視察したり、種苗会社から講師を招き講習会を行っています。レジの担当者も、接客や農産物のおいしい料理法などについて知識を習得し、良きアドバイザーとなっています。

 11月にはオープン5周年記念セールの開催を予定しています。

【所在地】小山市扶桑1の4の13

【営業時間】午前9時~午後6時※10月~3月は午後5時まで

【定休日】無休(お盆、正月を除く)

【駐車場】25台

【電話】0285・21・2816

 [写真説明]地域住民に支えられているJAおやまの農産物直売場「よらっせ桑」の店内

 [写真説明]「よらっせ桑」(右)と「味処・くわっせ」