名前の通り四季の彩りが豊富にそろう直売所「四季彩」は、旧石橋町の中心地にあります。4年ほど前、JAおやま石橋支店の一角にオープン。以来「近所の台所」として、地域住民に支持され毎日にぎわっています。お盆休み前の8月12日には、来店者が普段の2倍以上の800人を超えたそうです。

 決して広くはありませんが、トマト、ナス、キュウリ、トウモロコシ、ダイコン、ニンジンなどの新鮮野菜や、地元特産のかんぴょう、もち、赤飯などの加工品も豊富で、多い季節には野菜だけでも約100品目が並びます。納入する契約者は現在約100人。中には白ナス、中華料理に使われる空芯菜(くうしんさい)など直売所としては珍しい作物を見かけることもあります。

 直売所である以上、新鮮なのはもちろんですが、品質の向上にも気を配っています。検査員のチェックも当然入り、各農家は農薬の使用履歴などを書き込んだ「防除日誌」を提出するなどの努力も重ねています。

 直売所の発足にも携わった販売員の藤沢修一さん(66)は「納入者は協力的だし、お客さんもなじみの顔ばかり。今では地域の交流拠点にもなっていますね」と教えてくれました。

 環境問題にも配慮し、ノーレジ袋のスタンプカードも発行しています。いつもマイバッグを携え、自転車で来店する松浦ハツエさん(65)はこの日、ショウガにナス、キャベツなどを買いました。「ナスのヘタの切り口を見ると青々としていて、いかに新鮮かが分かります。街中にこうしたお店があるのはとっても助かりますね」とほほ笑んでいました。

 四季彩では19、20の両日、「新米まつり」を開催します。JAおやま産の新米をまきで炊き、来店者に味わってもらう予定です。

【所在地】下野市石橋531−3(JAおやま石橋支店敷地内)

【営業時間】午前9時~午後6時

【定休日】年末年始以外は無休

【駐車場】約50台(JAおやま石橋支店と共用)

【電話】0285・53・2220

 [写真説明]身近な台所として地域に支持されている「四季彩」。お昼前には多くの買い物客でにぎわう=下野市石橋

 [写真説明]JAおやま石橋支店(右)の敷地内にある「四季彩」