植樹するNTT東日本栃木支店の社員ら=日光市
植樹するNTT東日本栃木支店の社員ら=日光市

 NTT東日本栃木支店や東京電力パワーグリッド栃木総支社、東京ガスネットワーク栃木支社の社員や家族約150人は28日、日光市足尾町の足尾砂防ダム周辺で計約750本を植樹した。

 持続可能な社会の実現に向けた環境経営推進や社員教育の一環。インフラ企業3社が連携し、NPO法人「足尾に緑を育てる会」主催の「春の植樹デー」に参加した。

 社員らは急勾配な場所での活動に苦戦しながら、苗木を丁寧に植えた。植樹活動の活性化につなげようとドローンでの空撮もした。

 初めて参加したNTT東日本栃木支店の佐子達仁(さこたつひと)広報担当課長は「伐採は簡単だが自然を取り戻すには長い年月がかかる。来年も参加し、少しでも環境に役立つ取り組みを行っていきたい」とコメントした。