
【下野】NTT東日本栃木支店は7日、田中の南河内公民館で小学生を対象としたドローンの体験講座を開き、市内外の小学4~6生22人がドローンの操縦を楽しんだ。
主体的に学習に取り組む姿勢を養うことを目的に、県教委が主催する「とちぎ子どもの未来創造大学」の一環。同社栃木エリア統括部の伊藤倫平(いとうりんぺい)さん(26)が講師を務めた。
伊藤さんは、同社が設備の点検や農薬散布、災害時の状況把握にドローンを活用していることや、飛行が禁止されている場所など使用する際に守るべきルールなどについて説明。同社員らとドローンの操縦方法を子どもたちに教えた。
参加した小学生らは真剣な表情。慣れない操作に苦戦しながらも、床に設置された面積の異なる五つの地点への着陸に挑戦した。
祇園小4年丸山永遠(まるやまとわ)さん(9)は「思ったようにはいかなくて難しかったが、操縦してみたいと思っていたので楽しかった」と満足そうだった。
同講座は14日に市貝町、29日に宇都宮市でも開催する予定。