子どもが住む地域を守りたい

夫の裕史さん(41歳)、佑奈(ゆな)さん(10歳)、来幸(ここ)さん(9歳)、宗太(そうた)君(6歳)、裕史さんのご両親の7人家族

 看護助手として病院に勤めていたとき、看護師だった夫と知り合い、2008年に結婚しました。夫の実家は、100年以上続く農家でしたが、夫は農業を継ぐ気はなく、私もずっとマンガ家になるのが夢だったので、農業とはまったく無縁の生活を送っていました。

 子どもが生まれて夫の両親と同居するようになり、農作業を手伝うようになりました。すると、私も夫も農業の面白さや、やりがいを感じるようになり、2017年、夫婦で農業に従事することを決意し、「日光八木澤ファーム」を立ち上げました。今は、米とそばを中心に、鳥獣被害が少ないハバネロを栽培しています。

 六次産業化に乗り出し、栃木マイクロブルワリーさんとのコラボにより、ハバネロを使ったビール「天使のたくらみ」を商品化。「栃木クラフトビアフェスタ2018」で準優勝しました。また、宇都宮大学が開発した米の新しい品種「ゆうだい21」を使った「日光八木澤ジェラート」も販売しています。夫は、新商品の企画や販路開拓、営業、私は得意のマンガで商品パッケージをデザインするなど、二人三脚で頑張っています。

 子どもたちの将来のためにも、農業で地域を活性化し、守っていきたいです。来年度中には、八木澤ファームの商品や地域の農家が育てた野菜を販売する直売所の建設を計画しています。県内外から多くのお客さんに来てもらえる施設にして、地域を盛り上げたいと思っています。