ワーケーションの意義などが紹介されたセミナー=17日午後、宇都宮市

 観光地などで仕事をしながら休暇を取る「ワーケーション」の在り方を学ぶセミナーが17日、宇都宮市内で開かれた。企業関係者など約100人がワーケーション推進による地域活性化への効果や、課題などについて理解を深めた。
 県内でのワーケーションの浸透などを図ろうと下野新聞社が主催した。
 オンラインによる基調講話で、山梨大の田中敦(たなかあつし)教授は「ワーケーション推進が地域の関係人口増加、活性化につながる」と話した。本県は「歴史を重ねた観光地があり魅力がある」と強調し、環境整備など受け入れ態勢の強化を求めた。
 NTT東日本栃木支店の小林博文(こばやしひろふみ)支店長は、同支店が参加した日光市内でのワーケーションの実証実験を振り返った。「心身のリフレッシュにつながった。チーム内の信頼関係が深まった」と述べた。
 このほか、県の担当者が宿泊施設の環境整備や専用ホームページでの情報発信などを柱とする県の施策「スマートワーケーション推進事業」を紹介した。また、行政や宿泊事業者らによるパネルディスカッションも行われた。

2020年12月18日(金)    下野新聞朝刊