万葉集にも詠まれた風光明媚(めいび)な「みかも山」。その名にちなみ名付けられた農産物直売所「万葉の里」は、道の駅のオープンと同時に営業を開始。今年で6年目を迎え、5月からは毎週の定休日をなくし、年中無休で頑張っています。

 JAしもつけ・道の駅「みかも」農産物直売部会の石塚征夫(いしづかゆきお)部会長(67)=栃木市藤岡町富吉=は、「お客さんに最高の品物を提供し、喜んでいただける1ランク上の直売所を目指し努力してきました」と振り返ります。

 直売部会は現在、203人、そのうち約9割が旧藤岡町の生産者です。藤岡町を代表するサツマイモや、キュウリ、ナス、葉ショウガなどの野菜や、総菜や漬物などの加工品も含め、常時約120品目がそろいます。

 「1ランク上の直売所」の裏付けは、「厳しい検品」にあります。10日に一度、部会役員14人が交代で並んだ作物を品定めし、ふぞろいなものは棚から撤去します。石塚部会長は「生産者の間にも、『よりよい物を』という意識が生まれ、高い評価をもらっています」とアピール。

 さらには毎年、野菜の栽培講習会を開催しています。各部会員は未経験の野菜作りにも取り組むなど、チャレンジ精神も旺盛です。現在セリ科の「フィノッキオ」を作付けし、秋以降の出荷を目指す生産者もいます。

 また、年間を通じて旬の作物をメーンにした特売まつりも盛んです。きょう18日は毎年恒例の「新米まつり」を開催。旧藤岡町産のコシヒカリの特売のほか、クリやナシなどの秋の味覚が並びます。初秋の「みかも山」を眺めにドライブに出掛けてみてはいかがでしょうか。

【所在地】栃木市藤岡町大田和678
【営業時間】午前9時~午後6時
【定休日】無休
【駐車場】125台
【電話】0282・62・0991



[写真説明]6年目を迎えた「万葉の里」。5月からは年中無休で営業している
[写真説明]道の駅「みかも」にある「万葉の里」