JR宇都宮駅の東口から県道69号(通称・柳田街道)を車で東へ約30分。農産物直売所「友遊はが」は、とんがり屋根が目印の「道の駅はが」の中にあります。直売所は2001年、農業構造改善事業の一環で交流センターとしてオープン。翌年、同センターは道の駅として認可されました。宇都宮市から近いことや隣接地に芳賀温泉「ロマンの湯」があることから土曜、日曜、祝日には約1200人、平日でも約800人が訪れます。

 「新鮮で安心・安全な野菜を提供するのは当然ですが、多くの人が来るので品物がなくならないよう気を使っています」と言うのは責任者の旧部美弘さん。野菜の売れ具合に目を配り、作物が少なくなると、生産者の携帯電話にメールを送り、作物を届けてもらうよう体制を整えています。また生産者に出荷計画書を提出してもらい、出荷量が少なくなりそうな作物は作付けを増やすよう依頼するなど、先をにらんだ直売所運営を心掛けています。旧部さんが「消費者の台所」と自負するように、直売所にはキュウリやナス、トマト、キャベツなど朝採りの新鮮な野菜が豊富に並んでいます。ブランド米「芳賀のめぐみ」や農産物加工品なども人気です。7月から11月は芳賀町特産の糖度の高いナシが店頭に並びます。

 約250人の生産者は使用農薬などを記した栽培日誌の提出が義務付けられており、安全・安心にも気を配っています。宇都宮市から来た主婦は「安くて新鮮な野菜が手に入るのでよく来ます。手作りパンもおいしいんですよ」と笑顔。

 道の駅には地元農家が運営するレストランやアイスクリーム工房、惣菜工房、菓子工房、フラワーショップなどがあり、生産者と消費者の交流拠点になっています。新鮮な野菜を買った後に施設を巡るのも楽しいですよ。

【所在地】芳賀町祖母井842−1

【営業時間】午前9時~午後6時(3月~10月)

 午前9時~午後5時(11月~2月)

【定休日】毎月第1、3水曜日

【電話】028・677・6466

 [写真説明]平日でも約800人が訪れるJAはが野の「友遊はが」。アイスクリーム工房など消費者と生産者の交流拠点の役目も担っている