
【さくら】県教委が主催する「とちぎ子どもの未来創造大学」の特別体験学習が26日、喜連川公民館で開かれ、NTT東日本栃木支店の社員が講師を務める「ドローン体験講座」に、市内外の小学4~6年の28人と保護者らが参加した。
まず座学として、同社が設備点検などに用いているドローンの名前の由来や運用法、飛行可能エリアなどを紹介。同社設備部伊藤倫平(いとうりんぺい)さん(25)が「ドローンはオスバチの意味。プロペラの音がハチの羽音に似ていることから名前が付けられた」などと解説し、児童らは熱心に耳を傾けた。
操縦体験では、スタッフの指導を受けながら参加者それぞれが挑戦。中には「時間内に四つのスペースに着地させる」という難関を突破する児童もいた。
氏家小5年宮坂花(みやさかはな)さん(10)は「初めての挑戦で最初は思うようにはいかなかったが、課題をクリアできてよかった。また機会があれば挑戦したい」と話していた。
同講座は8月に那須町、鹿沼市、日光市、10月に栃木市などで開催する予定。