おいしいアスパラガス追求し6年

 栄養豊富で疲労回復にも効果のある野菜「アスパラガス」。現在、JAかみつがでは甘くて柔らかい春芽のアスパラガスが出荷のピークを迎えています。日光市でアスパラガス栽培を行っているJAかみつが日光青果協議会アスパラガス専門部会の福田高訓(ふくだ たかのり)さん(39歳)宅でも毎朝早朝から収穫作業が行われています。

 福田さんがアスパラガスの栽培を始めたのは6年前。大学卒業後に代々農業を営んでいた実家に戻り親元就農し、稲作やナスの露地栽培を行っていましたが、アスパラガスの栽培を始めるにあたり独立。現在は、25㌃のハウスで新しい「ガリバー」という品種をメインに栽培しています。

 アスパラガスは通常、株を3年ほど大きくしてから収穫可能となる野菜ですが、福田さんが栽培する品種は、他の品種に比べ比較的早く収穫でき、味が濃いのが特徴です。「アスパラガスは肥料など、栽培方法によって味が大きく変わります」という福田さんは、有機肥料を使い、定期的に土の状態を測定しペーハー(pH)を調整。今年からは地下排水溝も導入するなど、ベストな栽培方法を追求しています。

鮮度管理徹底し、将来見据えた体制も模索

 水分を多く含んでいるアスパラガスのおいしさには鮮度が重要です。そのため収穫後は保冷庫に置き、計量など人によって作業時間にばらつきが生じるものは機械化し、温まらない工夫をしています。こうして栽培・収穫された福田さんのアスパラガスは、主に首都圏に出荷されています。

 JAかみつがのアスパラガスは管内の直売所などでも購入できますが、「太くて穂先のしっかりしたものがおすすめ」とのことです。秋口の気温が生育に影響するアスパラガスですが、今年は太くて柔らかいアスパラガスに育ちました。福田さんのお薦めの食べ方は肉巻きだそうで、子どもも喜んで食べてくれると笑顔で話します。

 「これからもおいしいアスパラガスを届けたい」という福田さん。今後は収量を増やしながら効率的な栽培体制なども模索していきたいと考えています。 お問い合わせは、JAかみつが日光園芸特産課(☎0288・22・1178

あぐりinfo

JAかみつがのアスパラガスは、管内の落合直売所や森友直売所スマイル館などで購入できます。ぜひ足を運んで新鮮なアスパラガスを召し上がってみてください。

落合直売所 
【営業時間】8:30〜17:00(3月〜10月) 8:30〜16:30(11月〜2月)
【所在地】日光市文挟町423の3
【電話】0288-27-2662

森友直売所スマイル館 
【営業時間】8:30〜17:00(3月〜10月) 8:30〜16:30(11月〜2月)
【所在地】日光市森友923の3
【電話】0288-25-5050