県とNTT東日本栃木支店は12日までに、データ入力などの定型的な事務作業を自動化する仕組み「ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)」の実証実験を始めた。業務の効率化などの効果が認められれば、11月以降、県庁の業務にRPAを導入していく。

 県庁全体の労働生産性を高める「県庁働き方改革プロジェクト」の一環。公募型プロポーザルで委託先を募り、8月に同支店と契約を結んだ。

 活用するのは、NTT東日本が提供する手書き帳票データ化サービス「AI(人工知能)よみと~る」など。通勤手当の認定や小中学校職員の給与情報入力など五つの業務を想定し、テストデータを使って実証を進めている。10月から順次成果を検証する。

 県情報システム課の担当者は「導入するには、基になるデータの体裁を統一する必要があるものもある。課題を踏まえて導入の可否を検討したい」と話している。

2019年09月13日(金) 下野新聞朝刊