夏から秋にかけて出荷するイチゴ「なつおとめ」を生産しています。きっかけは東京の私立大学4年生の時です。就職活動中に進路をどうしようか考えている時、母から送ってもら ったイチゴを見たのがきっかけです。祖父もコメを作っているので新規就農しようと、大学を卒業後、県農業大学校に通いました。 
 農業大学校の先生から「夏に出荷するイチゴもある」と教わり、いろいろ調べ始め、3年前から生産を始めました。まだまだ手探りでの作業です。肥料のやりかたや病気からどうや って守るかなど、先輩のなつおとめ生産者やJAの方たちに相談に乗ってもらっています。 
 なつおとめはきれいな鮮赤色をしています。甘みと酸味のバランスが良く、ケーキなどの加工品に使うのに適しています。ビニールハウス6棟で作っていますが、4月に植えて6月下旬から11月まで収穫が続きます。農業は自分で努力すればするだけ結果が返ってくると思います。自分で決めた目標を達成した時はとてもやりがいを感じます。夏はイチゴが少ないので出荷先に持っていくとありがたがられます。そういう時はうれしいですね。 
 将来はもっと販路や生産面積を拡大したいと考えています。女性の農業者は少ないですが、なつおとめを作る女性が増えてくるとうれしいです。