夫は宇都宮市内で美容関係の営業マンをしていましたが、6年前に会社を退職して就農しました。夫の実家が兼業農家で畑があったので、その畑を利用して新規就農でトマトとナスの生産を始めました。
 トマトはビニールハウスで作り、ナスは露地栽培です。ビニールハウスは夫が自分で建てました。生産量も年々増え、作業も軌道に乗ってきました。夫が収穫をメインに担当し、箱詰めを私が担当しています。トマトは「麗容」、ナスは「千両二号」という品種を作っています。トマトは「甘くて味が濃いね」、ナスは「皮が柔らかくておいしい」と言われます。
 「農業をやりたい」という夫の言葉に最初は「えーっ?」と思いました。慣れないころは夫から「作業が遅い」と怒られたりしました。でも自分たちが育てたトマトやナスを買った人が、「おいしい」と言ってくれるととてもうれしく感じます。
 子どもたちは小学生になって学校に通っていますが、農業は自宅で作業するので子どもとふれあえるところも素晴らしいと思います。子どもの冬休みと春休みは休めませんが、夏休みには家族旅行に出かけます。
 将来は面積、収穫量ともに増やし、ビニールハウスも増設したいと考えています。家族が仲良く、末永く農業を続けられたらいいと思っています。