店頭に並ぶ新鮮な農産物や加工品には、生産者の名前と顔写真入りシールが貼付されています。「生産者の顔が見える」をモットーに掲げる都賀生出宿農産物直売所。JAしもつけ都賀農産物直売部会の伊東正雄(いとうまさお)部会長は「顔写真を貼ることで商品に対する責任感も増します。お客さまも顔写真を見て親近感を感じてくださるようです。『またこの人の野菜を買いたい』とご指名いただくことも多くあります」と胸を張ります。

 直売所の部会員は約110人。地元の旧都賀町の生産者が多くを占めます。平日は約150人~200人、休日は300人ほどの利用者があり、近隣にゴルフ場が多く、カタクリの群生地などもあることからゴルフや観光の帰りに立ち寄る利用者が多いのも特徴です。白菜やネギを購入していたさいたま市の男性は「ゴルフで近くに来た時にお店をのぞいています。スーパーなどで野菜が高い時は、ここで安くて新鮮な野菜を買って帰ると家族が喜んでくれます」と笑顔でした。

 年間を通して人気の商品はトマトやキュウリ、大根、白菜などです。さらにこの地区はそばの産地としても有名で、そば粉が並ぶシーズンには、毎年大量に購入していくリピーターも目立ちます。直売所に隣接する農村レストランの手打ちそばも人気です。定番の商品に加え、サトイモの葉柄部分の「ずいき」など珍しい農産物も根強いファンを持つ人気商品です。

 定期的に行われるイベントにも力を入れています。12月23日から3日間は歳末大売り出しを行い、そばがきやニラ玉スープなどの無料配布や、1千円以上の購入者を対象に野菜のプレゼントも予定されています。伊東部会長は「日頃の感謝を込め、お待ちしています」と来場を呼び掛けていました。

【所在地】栃木市都賀町大柿334の5
【営業時間】(11月~3月)午前8時半~午後4時半
(4月~10月)午前8時~午後5時
【定休日】1月1日~6日
【駐車場】30台
【電話】0282・91・1181